旅の話

2005年11月15日
せっかく甲府までいってきたんだから旅の話でも。
甲府行くまでに中央高速使ったんですが、途中で恵那山トンネル抜けたら濃霧が発生してました。
ほんと100mくらい先までしか見えない状態で背中に汗かいてて、恐怖でした。

恵那山トンネルでもうひとつ、なぜあんな長いトンネルができたのか?という話。
山間部では峠つまり、川が流れてるところに主要道路を作ります。
長野方面に行く主要な道路は19号線と中央高速。
中津川までは2つとも木曽川沿いに作られてます、そこ後中央高速は天竜川に乗り換えます。
そこで当然山越えをしなきゃいけないのですが、高速なんで蛇行しながら山越えなんかできるはずもなく、否が応でもトンネルで解決しなきゃいけないんですな。
で、あんな大貫道ができたわけです(ちなみに建設当時は日本最長でした)。
ただまだ疑問が残ります。
なぜ木曽川から天竜川に乗り換える必要があるのか?
6街道のひとつ中山道は木曽川沿いです。
つまり19号線が中山道になりJRもこれに並行してます。
当然ですが歴史上主要な街は中山道にあります。
南木曽、上松、木曽福島ですね。
それを回避してあえて天竜川沿いに乗り換える訳がわかりません。
これはたぶんなんらかの政治的圧力が働いたんでしょう。
高速道路と旧国鉄は政治的圧力の産物なんでそういう不自然なことがたまにあります。
有名なのは新幹線の岐阜羽島駅ですね。
当時の自民党NO.2が岐阜出身だったので岐阜に新幹線を通そうとして無理やり建設に踏み切ったのです。
そのおかげで、名古屋〜京都間が10分遅れることになりました。

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