ガダルカナル島の戦いで勝っていたら その3
2020年12月9日 日常-第1次ソロモン海戦(前編)-
ツラギ島、ガダルカナル島に奇襲強行上陸した連合軍はその日のうちに日本の守備隊を玉砕、ガダルカナル島に至っては緊急電も打てないほど一方的にやられることになり、すぐに島に西方に撤退、ツラギ側は海軍第8艦隊に救援要請して全滅した。
日本の大本営ではこれを威力偵察と判断していた一方、日本側拠点ラバウルでは事態を重く受け止め、三川司令長官は零戦18艦爆9陸攻27、さらに水上機母艦、二式大艇、駆逐艦を出撃。このとき出撃していた米空母はエンタープライズ、サラトガ、ワスプの3隻だが航空隊は空母を発見できず迎撃戦闘機を出していた米軍と交戦となる。零戦18に対し3倍の60のF4Fで迎え撃った米軍だが被撃墜は日本が2米軍が11で空戦は零戦が圧倒。爆撃機は輸送船舶に攻撃してラバウルに帰還。翌日も零戦15と陸攻23で出撃、またしても空母は発見できず迎撃の戦闘機と駆逐艦と輸送船を撃破。この戦闘では護衛艦艇の対空火器で18機が未帰還機となる。
友軍を守り抜いていた米空母機動部隊だが、指揮官であるフレッチャー中将は別の現実を見ていた。というのも2回の戦闘で戦闘機の21%を失っている。たまたま空母が見つかっていないから無事で済んでいるものの、見つかったらひとたまりもない。先日のミッドウェー海戦でヨークタウンを失った矢先の出来事であったためだ。フレッチャーは独断で空母を攻撃圏外へ退避させる。これで米上陸船団は上空援護を失った。
さらにラバウルでは鳥海を旗艦として青葉、加古、古鷹、衣笠による重巡部隊を編成、さらにラバウルにいた軽巡天竜、夕張、駆逐艦夕凪を加え夜戦準備に取りかかった。偵察機の索敵により周辺海域に空母がいないと判断。殴り込みによる夜戦が始まった。
ー続くー
ツラギ島、ガダルカナル島に奇襲強行上陸した連合軍はその日のうちに日本の守備隊を玉砕、ガダルカナル島に至っては緊急電も打てないほど一方的にやられることになり、すぐに島に西方に撤退、ツラギ側は海軍第8艦隊に救援要請して全滅した。
日本の大本営ではこれを威力偵察と判断していた一方、日本側拠点ラバウルでは事態を重く受け止め、三川司令長官は零戦18艦爆9陸攻27、さらに水上機母艦、二式大艇、駆逐艦を出撃。このとき出撃していた米空母はエンタープライズ、サラトガ、ワスプの3隻だが航空隊は空母を発見できず迎撃戦闘機を出していた米軍と交戦となる。零戦18に対し3倍の60のF4Fで迎え撃った米軍だが被撃墜は日本が2米軍が11で空戦は零戦が圧倒。爆撃機は輸送船舶に攻撃してラバウルに帰還。翌日も零戦15と陸攻23で出撃、またしても空母は発見できず迎撃の戦闘機と駆逐艦と輸送船を撃破。この戦闘では護衛艦艇の対空火器で18機が未帰還機となる。
友軍を守り抜いていた米空母機動部隊だが、指揮官であるフレッチャー中将は別の現実を見ていた。というのも2回の戦闘で戦闘機の21%を失っている。たまたま空母が見つかっていないから無事で済んでいるものの、見つかったらひとたまりもない。先日のミッドウェー海戦でヨークタウンを失った矢先の出来事であったためだ。フレッチャーは独断で空母を攻撃圏外へ退避させる。これで米上陸船団は上空援護を失った。
さらにラバウルでは鳥海を旗艦として青葉、加古、古鷹、衣笠による重巡部隊を編成、さらにラバウルにいた軽巡天竜、夕張、駆逐艦夕凪を加え夜戦準備に取りかかった。偵察機の索敵により周辺海域に空母がいないと判断。殴り込みによる夜戦が始まった。
ー続くー
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